総務省はこのほど、家計調査報告の1月分を公表した。同月の2人以上世帯の消費支出は、1世帯当たり28万7173円で、前年同月比で実質3.9%減少した。10の支出費目別では、教養娯楽、交通・通信など9費目が減少。保健医療のみが増加した。
教養娯楽は6.1%減の2万8174円と、2カ月連続で減少。外国パック旅行費、国内パック旅行費などの「教養娯楽サービス」が減少した。
交通・通信は7.9%減の3万8918円と、4カ月連続で減少。ガソリン、年極・月極駐車場借料などの「自動車等関係費」が減少した。
同月の2人以上世帯のうち勤労者世帯の実収入は1世帯当たり48万4697円で、前年同月比で実質2.1%増加した。このうち世帯主の定期収入は0.4%増の35万9046円と、2カ月連続で増加した。